「あの光景」とはどのような光景かわかりますか?
それは、愛犬が「立位」の目線で見ることのできる「日常の世界」です。

「高齢による寝たきり」「ヘルニア等で歩行困難」など障害を持つ犬にとって犬本来の目線で過ごす時間、自分の足で少しでも自分の行きたい場所にいける時間を作ってあげることは「犬の生活の質」を充実させるだけでなく、支える飼い主様にとってもメリットは大きいのではないでしょうか。


ペットの快適な生活を支えるために「義足、装具、車いす、リハビリ用品、介護用品」を取り扱うアニマルオルソジャパン様(小牧市)に先日訪問させて頂き、様々な製品を実際に手にとって見せて頂きました。

様々な製品の中で、車いすはどちらかというと「ヘルニア等で歩行困難」になった犬が歩行用として使うというイメージが強いですが、それ以外にも、高齢のシニア犬にも多くのシーンで活躍しています。

車いすに乗せ、犬本来の「立位」の姿勢をつくる時間を持つことで、全身の血流が良くなります。筋力の衰えを予防、寝たきり以外の姿勢が取れることで褥瘡のリスクを軽減、適度な疲労で夜鳴きがなくなることも。また、体を起こした状態を保てるので、食事のサポートが楽になり、犬も食事を受け付けやすくなります。障害のステージにより抱っこやバギーの散歩もよいですが、車いすで外の地面を足裏で感じ、草の匂いを自身の鼻を使って嗅ぐこともでき認知症予防にも繋がります。

車いすのサイズが体にあっていないと、違和感や歩きにくさから全然歩いてくれないこともあります。社内には相談したり、落ち着いてサイズを計測できるお部屋がありました。調整可能で、障害のステージに合わせて2輪から4輪、さらにカートにまでスタイルを変えて長く使用でき、ご来店が難しい方は、病院でもサイズ計測可能ですし、ご購入前にはレンタルでお試しも可能とのことでした。

できればオーダーメイドで体にぴったりフィットする車いすを作るのが理想ですね。しかし、DIY得意な飼い主様はホームセンターなどで材料を買ってきて、低コストで車椅子を作っている方もいます。SNSを参考に、自作してみるというのも一つの方法です。

高齢のシニア犬は立てなくなってから短期間のうちに寝たきりになってしまうこともあるので、愛犬の筋力が衰えてきたと感じたら、車いすの選択も視野にいれてみるのはおすすめです。
犬にとっても、飼い主様にとっても幸せな時間になるのではないかと思いました。