梅雨明けも間近、木々の葉が生い茂る季節となりました。
お散歩が大好きなワンちゃんの飼い主様にとって、
「早朝、深夜のお散歩」に奮闘する季節はもう目の前ですね。
がんばっていきましょう。
雨上がりの朝、愛犬を連れて、少し林の遊歩道に入ってお散歩をしました。
空を見上げるとキラキラと木漏れ日が差し、歩きながらそっと愛犬の名前をささやくと、
上目遣いの愛犬のにっこり笑顔。とっても幸せ。
そして、雨上がりもあって、足元は少しふかふかで気持ちいい。
と思ったら、
「あれ! 靴になにかついているよ」
「えっ! 動いてるけど」
落ちていた枝でふり落とそうとしたら、相手も危険を察知!
猛スピードで靴のなかに入ろうとする!
私は、「きゃーきゃー」言いながら、
靴の上で落ちていた枝を使い、何度も何度も、突き刺して、突き刺して・・・
ぐちゃぐちゃになって、殺してしまったのです。
なかなか冷静にはいかないものでした。
(その姿を愛犬はどんな風に眺めていたのでしょうか)
家に帰って調べると、「ヒル」でした。こんなに身近にいるなんて驚きました。
ヒルは私達の呼吸の「二酸化炭素」や「熱」に反応してやって来るそうです。
ついていた場合は、無理に取ると皮膚を傷めてしまうので、「塩」か「酢」をかけると落ちるそうです。
出血の多さと、血がとまらない事に恐怖を感じることもあるそうですが、
ヒルが出す「吸血しやすいように血液が固まらないようにするための成分」が皮膚に残っていると
止血に時間がかかるので、流水で洗い流すのがよいそうです。
山はもちろんですが、林や自然が多く残る田んぼ道など、お散歩の後は、
肉球や指間、お腹、首筋などにくっついていないかよく確認してあげましょう。
冷静に対処するのは、初めて「ヒル」と出会った方には少し厳しいかもしれません。
「塩」なのでうまく落とせたとしても、傷口の治りが悪かったり、
痒みでかきむしったりなど、気にするような様子がありましたらご相談くださいね。
以上。ちょっと事件でした。