皆様、シルバーウィークはどのように過ごされましたか?
朝夕しのぎやすくなり、秋の深まりを感じるようになってきましたね。
今回は、わんちゃんやねこちゃんの老化についてお話したいと思います。
今うちの子は人なら何才なんだろう? こういったことを意識したことはありますか。
ねこちゃんの1才は人の年齢に換算すると20才、わんちゃんは17才(大型犬は12才)。
これ以降、猫と小・中型犬は1年に4才ずつ。大型犬は7才ずつ加齢します。 とても早いスピードですね。
日々元気に過ごしていると忘れがちですが、人が年をとる以上のスピードで年をとっているのです。
1990~1991年の調査で犬の寿命は8.6才。現在13~14才と言われていますからペットの高齢化も
うなずけますね。
《老化はいつから?》
人の4~7倍の早さで年をとると言われています。
猫と小・中型犬で7才から、大型犬では5才からがシニア世代の仲間入りです。
まだまだ元気に見えますが見た目や行動に老化の兆しが出始める時期ですので、この時期から
シニア用フードに切り替えが必要です。
《老化のサイン》
・散歩の途中で動かなくなる ・名前を呼んでも反応が鈍い
・目が白く濁ってきた ・毛が白っぽくなってきた
・立ち上がる動作が鈍い ・あまり遊ばなくなった
・高いところに上らなくなった ・寝ている時間が増えた
・おしっこが多く、水をたくさん飲む ・痩せてきた
※赤字のサインが見られる場合はご来院ください。
いかがですか?
「うちの子はまだ若い」と思っていた方も、老化のサインに思い当たるものがあった方もいるでしょう。
シニア期に入った動物にとって、秋の寒暖差は体調を崩しやすくなる時期です。
体調の変化に早く気付いてあげることで、今後の生活を快適に過ごす事もできます。
日頃からチェックするようにしましょう。