かつみ動物病院を開業して12年が過ぎました。
12年と一言で言っても干支を一周したり、生まれた子供が小学校を卒業すると考えると、とても長い間ここでお仕事させて頂いているなと思います。
犬猫の寿命が14~15年とすると、開業当初生まれた子たちもいい年になり、天寿を全うする子もでてきました。
付き合いが長い子であればあるほど亡くなれば、飼い主様同様、私たちも悲しいです。
一緒になって泣いてしまうスタッフもいます。
つい先日、「新しい子を飼うことになりました!」と久しぶりに来院された方がみえました。
家族同然で過ごしていた子の死を受け入れるにはそれなりの時間がかかると思います。
新しい子を飼うというのは、それを受け入れようやく前に進めたということなのでしょう。
この仕事をしていてとてもうれしい瞬間です。
動物を飼っていると、うれしいこと、悲しいこと、つらいことなど様々な感情が湧いてきます。
家にいる時間に比べれば病院で接する時間はわずかですが、私たちも飼い主様の気持ちに寄り添った診療が
できるように努力していきます。
これからもどうぞよろしくお願いいたします。