降りしきる蝉の声に夏の盛りを感じる頃になりました。

動物看護師の内藤です。

さて、このお休みに茶臼山までキャンプに行ってきました!

標高1,200mでは、気温も昼間で25℃、夜中は15℃。

水遊びをした川の水は冷たく、蝉の鳴き声はヒガラシなどに変わり、トンボも飛んでいてしっかり山を感じました。

虫取りをしている子どもたちを横目に夕食の準備に取りかかります。

炊事場とテントの距離は直線で50mほど。足首にも届かない程度の短い草が生えています。

あれがないこれがないと往復していると・・・足に何やら登って来ています。

あわてて座り込み確認!!

二度見、三度見!

マ、マダニ!?

私にーーーーー!!??

そして靴を見ると、もっと小さい1mmほどのマダニが靴の上を数匹歩いています。

慌てて虫除けスプレーを持って子どもたちのもとに走りました。

1mmサイズのものは、こんなに小さいの!?と家族も驚いていました。

診療時にマダニ予防をとお話しすることも多いですが、いざ自分の体についているのを見るのは衝撃的ですね。

マダニは様々な病気を媒介しますが、中でも近年ではSFTSウイルスが話題となっています。

こちらは人のデータですが、国立感染症研究所からのSFTS感染届出症例の届出地域です。

2023年4月30日までのものですになりますが、愛知も発症の届出がありますので、徐々に広がっているなという印象があります。

みなさま、レジャーにお出かけの際にわんちゃんを連れて行く場合は、しっかりマダニ予防をしてあげましょう!そして、普段の散歩から帰宅した際も鼻先や足先などを見てマダニがついていないかチェックもしましょうね。